2015年4月20日月曜日

カルティエ ドゥ リュンヌ EDT・SP 75ml

CARTIER DE LUNE EAU DE TOILETTE SPRAY 75ml


ティファニーやハリー・ウィンストン、ヴァンクリーフ&アーペルなど肩を並べる、世界屈指のハイ・ジュエラー「カルティエ」。その歴史は1847年にさかのぼり、2012年には創立165周年という偉大な節目を残す、世界史的なブランドです。ジュエラーとしてのレジェンドはもちろんのこと、時計の分野においても、腕時計のパイオニアとしてそのプレステージを輝かせております。

こちらはそんなグラン・メゾンから、2011年に発売されたレディス香水です。「リュンヌ」=「月」をコンセプト・モチーフにしたこの作品は、フルーティー・フローラル・ムスキーの淡くせつないような、それでいてどこかなまめかしい、ミステリアスな香調をベースにしていて、カルティエ・ブランドらしい格調と詩情を感じさせる、ファンタスティックなアイテムに仕上げられております。

ピンクペッパーやジュニパー・ベリーなどが、チャーミングでメロウなベリーズ・スウィートを香り立たせるトップから、 ハニーサックル、ローズ、リリー・オブ・ザ・ヴァレイ、シクラメン、ビンドウィードなどが、パウダリーでグレイスフルなフローラル・ガーデンを広げるミドルへ。
ラストはウッディー・ノートやムスクなどが、しっとりとしたスウィートを香らせて、グラマラスでロマンチックなレディス・センシュアリティーをアピールしてくれそうです。

調香は、同じカルティエの「ロードスター」や「デクラレーション・コロン」、ゲランの「シャリマー・レジェール」などを手掛けているマチルデ・ローレン。全体的にはクラッシーでしとやかなトーンですが、トップのベリー系のスウィートとミドルのローズの香りがよく効いていて、少女っぽいかわいらしさや力強いエレガンスなどもかいま見させてくれる、とても凝った作品と言えるのではないかと思います。

ミドルのビンドウィードは「昼顔」のことで、花言葉に「絆」や「情事」といったものがあります。ともあれとてもフェミニンな香りで、シンプルなものであればウェアもそれほど問わないでしょう。秋冬であればデイタイムでもイブニング以降でもお使いいただけそうです。透明感あふれるボトルもエクセレント。

2015年4月7日火曜日

カルティエ オー ドゥ カルティエ ゼスト ソレイユ EDT・SP 200ml

EAU DE CARTIERZESTE DE SOLEIL EAU DE TOILETTE SPRAY 200ml


165年以上の歴史を誇る、世界最高峰のハイ・ジュエラー「カルティエ」。ナポレオン三世期のフランスにあって、皇后ウジェニーや、世界各国の王室皇室から絶大な支持を勝ち得ました。特に、イギリス国王エドワード七世に「宝石商の王」と称されたのは有名な話です。ジュエラーとしてはもちろん、高級腕時計のラインでも多くの傑作コレクションを発表しております。

こちらはそんな最高級メゾンのフレグランス・ラインから、2013年に発売されたユニセックス香水です。「オー・デ・カルティエ・ゼスト・デ・ソレイユ」という名前で表記されていることもあります。オリジナルは2001年の大ヒット作「オー・デ・カルティエ」で、そのニュー・アレンジ・エディションが今回の作品です。最近の作品にもかかわらず、日本では大変レアな一品となっております。ちなみに2010年の「オー・デ・カルティエ・エッセンス・ドランジェ」とデザインが似ておりますので、お間違いありませんように。「ゼスト」はかんきつ類の皮、ソレイユは「太陽」という意味のフランス語です。語感でも分かるとおり柑橘をクローズ・アップした作品で、オリジナル同様にユズとミントを効かせたシトラス・フルーティーの香調がベース。最小限のマテリアルで、マルチプルな色味を引きだした、ハイセンスな一品に仕上げられております。

マテリアルは非常にシンプルで、構成も三段階のピラミッド型ではなく、フラットなコンポジションです。オリジナルの爽快感そのままのユズ&ミント、そしてあらたにパッション・フルーツをブレンドして、クリアでポップでアーティスティックなセダクションを描き出しております。基本的にはユズとパッション・フルーツがメインで、ミントがサイドに添えられているようなイメージですが、単にトロピカルなだけではなく、時にユズがなごやかに香ったり、ミントが屹立としたすがすがしさを感じさせたりと、なかなか変化に富んだトーンで味わいがあります。香りはとてもライトなので、ユニセックスらしくメンズでもレディスでもお使いいただけるでしょう。香水ビギナーの方にも、香水通の方にもおススメできそうです。

すっきりとしたボトル&ボックスも、目に飽きの来ないグッド・デザインです。